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三体(SF小説)

[2024.10.01]

秋の彼岸を境にようやく暑さが落ち着きましたね。

今回は夏休み期間中にハマっていた小説のお話です。

「三体」というSF小説です。ご存知の方もいらっしゃると思います。

中国の作者とSF作品と言うのがあまり馴染みがなかったのですが、全世界でえらく売れていると言うので食指が動きました。あのオバマ元大統領も在職中にハマってしまったそうです。アメリカ大統領という職業?は現代の中でも有数の忙しく、かつストレスフルな立場であると想像します。こんな長編を読む時間がどこにあるんだと思ってしまいました。忙しいからこそリラックスの時間をしっかりとると言うことなのかもしれませんね。

内容はどうかなあと思いつつ本を開いてみると、あまりに面白かったため、少しずつ読むということができず、1部(1冊)2部(上下巻)3部(上下巻)を早ければ1冊1日から3日のペースで読み切ってしまいました(ああ残念)。面白い本って、終わりが近づくと嬉しいような、悲しいような気がしますよね。

「おすすめ」というのもなかなか難しい問題を孕みます。

面白いほどその人をその本に没頭させてしまう(可能性がある)ため、時間を使わせてしまうことになるからです。

科学のノンフィクションや学術本であれば興味の度合いの差はあれ、何かの足しにはなるだろうというと思うのですが、小説の場合、どちらかというとエンターテインメント、テレビ番組や映画、ドラマ、アニメなどの方に近いと思いますから、知識を得るというよりは気晴らしの方に近いと私は感じます(もちろんいろんなご意見があると思います)。ですので、楽しくてもその時間をつかわせていいのか?という気持ちになるのです。

寝食を忘れるほど(実際は食べるのを忘れてはいませんし軽い寝不足程度です)読んだ小説というのは、個人的にはなかなか少なく、パッと思いつくのはこの三体とプロジェクトヘイルメアリー、夏への扉、くらいです。そのどれもがSF小説なんです。普段私はSF小説を読まないのですが、この結果は大変興味深いです。いつか考察してみたいと思います。

私が携わる健康においての読書の効用はさまざまあると思いますが「6分読書」が最近目にしたものの中では面白いと思いました。

普段の自分と全く何も関わりがない、今まで一度も興味を持ったことがない分野の本を枕元に置いて、眠気が来るまで読むと言うのもおすすめです。私は一時期、ガリレオガリレイの「星界の報告」という本を読んでいました。何回も開くのですが未だ読み通してはいません。

書き散らしたような短文の組み合わせの内容になってしまいました。またよろしくお願いします。

 

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