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院長ブログ

献血に行ってきました(2021.02.19更新)

昨年末あたりから輸血用の血液が足りなくなってきているというニュースをよく目にするようになりました。

私自身、それまでの献血に対しての意識は、医療従事者として大変恥ずかしいのですが「たまに赤羽駅東口のところに献血のバスが来ている」くらいのものでした。

しかしニュースを目にして、今まで何度となく目にしていながらなんとなく素通りしてしまっていた献血に行ってみようと思い立ちました。

早速ネットで献血バスの運行スケジュールを調べてみると、新型コロナウイルス感染症の影響で献血バスの運行スケジュールも多くが中止になっていました。次に私の住んでいる赤羽から常時献血のできる場所を探すと、池袋と川口の二候補が挙がりました。

特に根拠はないのですが、池袋は普段から人の多いところだから行く人も多いだろうという推測から川口に行くことに決めました。初回ですので予約が必要で12時30分からとのことでした。

当日、川口駅を降りて東の方へ出ると駅から直結で1分もかからない場所にあり、これは大変便利だなと思いました。中に入り受付のスタッフに予約の旨を伝えると、良い意味で非常にしつこく、献血の要件を満たすかどうかの問診を受けました。何回も同じ質問を受けたので、内心それはもう聞かれたよと思っていたのですが、(インフルエンザ)ワクチンの接種を申告し忘れていたので、お詫びをしてあらためて申告しました。「こういう私みたいな生返事をする奴がいるから何度も聞いてくれるんだな」と恥ずかしくなりました。

名前が呼ばれると中で先生の問診を受けて、その後に私の血液が輸血に向くかどうか、血液型はどうかを簡単に調べる採血がありました。特に問題がなさそうだったので、今度はベッドの上に乗って採血(献血)となりました。

担当の看護師さんがすぐ横にいらっしゃったので、(最小限のボリュームで)お話を聞いたのですが、その日のうちに初めて献血をしたという方は私を含め2人とのことでした。その時、同じ部屋に献血をしていらっしゃる方がおそらく10人くらいはいらしたと記憶していますので、ほとんどが複数回来ていらっしゃる方ということになります。看護師さんは「献血にご協力ありがとうございます」と何度も言って下さいましたが、こちらは来たくて来ているだけなので恐縮してしまいました。私にしてみれば、ここにいる看護師さんたちはこの時期に(しかも日曜日に)大変ですねという気持ちでいっぱいだったのですが、相手はプロなので大変ですねというのもなんだかなあ、やはり感謝の気持ちだなと考えながら横になっていました。

血液自体は現在の技術では人工的に作ることができないものです。また保存も長くきかないということで定期的な献血によってその血液が賄われていたということをあらためて考え、変な話ですが全くの善意によってこのシステムが支えられているという事に衝撃を受けました。

いわゆる安定的な血液供給が見込めるように何かしらの報酬制度など、モチベーションを高める制度もあっていいんじゃないかなというふうに少し感じました(以前には図書券やクオカードなどを配った歴史もあるようなのですが、どうしてなくなったのかはわかりません)。昔には売血(黄色い血)という問題もあったようなので、換金性の高いものなどを使うかどうかは非常に繊細な問題なのだと思います。

採血(400ミリリットル)自体は10〜15分程度で採血は終わり、その後は30分程度休憩室で休んで水分をとるように指示をいただきました。休憩室での飲み物は無料でいただけます。あまりにもあっけなく採血し終わってしまったので、もうその何時間後には採血をしたことは忘れてしまうほどでした。帰りに記念品やお菓子、歯磨きペーストなどたくさんいただきました。

歯科医院の仕事も、歯科治療とは言えど、全身的に関わることですので病院のバックアップを受けて初めて成り立つ仕事でもあります。今更ながらですが、出来る限りこれから習慣化していけたらなと思いました。

(痛みなどは個人的な差が非常に激しいものですので、記事の内容はあくまで個人的な印象とご了承ください。)

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