「食べすぎる世界」
「食べすぎる世界」とは私がつい先日、手にした本のタイトルです。まだ読み始めなのですがパラパラとめくっただけでも大変興味深い内容です。タイトルを見たときには、なんとなく肥満や健康についての話題かなと思ったのですが、環境問題、肥満、超加工食品、貧困など大変広い分野を扱った内容の本のようです。
日本語版序文には食品ロス問題に長く取り組まれていらっしゃる井出留美さんというかたが、冒頭にコンビニの恵方巻の売れ残りの話を書いていらっしゃいました。コンビニ業界にもいろいろな事情があるのかもしれませんが、食べられるものが大量に廃棄されるという現象のうちで、恵方巻きの話は最もわかりやすい例として、単純に「あー、もったいないな」という印象があります。
かくいう私も外食で注文しすぎてしまったり、買い物で必要以上にものを買ってしまったり、野菜室で野菜をしおれさせてしまったりと、食品ロスの問題から逃れられているわけでは、当然ございません笑。
誰かの問題ではなく、我々の問題として学習したいと思います。
歯科に携わっていると口腔はまさに「食べる」器官ですから、自ずと食品の話題には敏感になります(単に私が食べるのが好きということもありますが)。追って感想も投稿できればと思います。
