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フッ素(フッ化物)洗口液 

(画像はライオン公式HPより)

すでに患者さんの皆様のなかにはおすすめさせていただいた方も多くいらっしゃると思います。

むし歯予防の強い味方です。

使い方については以下のリンクで詳しく書いています。

フッ素(フッ化物)洗口液の使い方

ポイントは「口の中にフッ素(フッ化物)があると、再石灰化というむし歯と逆の状態(カルシウムを歯に取り込む)か起こります」ということです。

もっとも効率よくフッ素(フッ化物)を口の中にいれておく方法が、寝る前にゆすぐということです。

味は、口に入れた瞬間わずかにほろ苦い感じはありますが、すぐに気にならなくなります。お子さんに味があうかどうかはスタッフにお声掛けください(お試しいただけます)。

歯科医院専売のものは医療用医薬品となっており450ppmという濃度です。一方、ドラッグストアなど購入可能な第三類医薬品になっているフッ素洗口液は225ppmです。

通常のカリエスリスクであれば450ppmの溶液を2倍に薄めて225ppmとして使っていただいています。

値段は違いますが、歯科医院専売のものは通常2倍に薄めて使っていただくので、それを考慮すれば歯科医院専売のもののほうがお得です(通常のカリエスリスクであれば)。

むし歯予防効果は

「フッ化物洗口によるう蝕予防効果については、 洗口開始年齢、 実施期間、フッ化物濃度、 洗口頻度など、 種々の角度から研究 が行われ、全体的にはDMFT (一人平均う蝕歯数) または DMFS (一人平均う蝕歯面数)の評価で30~80% の値が得ら れています。

30〜80%と、値に幅はありますが、洗口をやらないよりかやったほうがむし歯の本数は少なくなり、またなってしまったむし歯の大きさも小さくてすみます。

洗口1回のコストは平均的に13から14円程度です。科学的な裏付けのあるコストパフォーマンス(費用対効果)の高い方法です。

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