理事長・院長ご挨拶
1947年、戦後復員した祖父(上野正男)が、この場所に上野歯科医院を開院いたしました。
私は祖父と共に診療をしたことはありませんが、小さい頃、用もないのに診療室に遊びに行っては祖父の診療姿を見たことを覚えています。待合室で絵本を読んだり、時には患者さんに声をかけて頂いたり、今となっては多少常識外れの楽しい思い出です。その時から特に意識していたわけではないのですが私も歯科医の道を選びました。
父(上野秀夫)は現在理事長として共に診療しております。若くからスタディーグループで自己研鑽に励み、歯科雑誌への症例報告や大学歯学部の卒後研修会の運営に携わり、全顎症例(歯槽膿漏から根の治療、かぶせもの かみあわせ、部分入れ歯、総入れ歯などすべての知識が要求される)を何十ケースも手掛けている技術と経験が豊富な歯科医師です。
私(上野光信)は大学卒業後、上野歯科医院にて診療をはじめました。全身状況、生活習慣をしっかりと把握し、1本単位ではなく口全体からみる父の高度な仕事をみながら、卒後研修会やスタディーグループで研鑽を続けることにより最も基本的かつ重要な診査診断から、各分野の治療技術へと学習してきました。そして今も続けています。基本的に医療人である限り学習し続けることに終わりはないと考えています。「学習をやめるとき=仕事をやめるとき」と思い日々精進しています。
診療では、我々はまず患者さんの全身状況、困っていることやご希望をよく伺い、診査診断をし、なるべくご希望に応えられるような方法をいくつか提案すること、さらに高度な診療が必要な場合には高度医療機関との適切な橋渡しになることを大切に考えています。
診断、治療の能力を上げるために日々研鑽を怠らないことも欠かせません。
ひととおり困っていることが解決したあとには、その状態を長く保つために必要な食いしばり、歯ぎしりなど力のコントロールや虫歯、歯周病(歯槽膿漏 しそうのうろう)の予防を、理想ではなくひとりひとりの生活スタイルに合った実現可能な範囲で提案したいと考えています。口腔内を清潔に保つことにが全身状態の健康を維持する一助になるということも、ぜひ聞いていただきたいことです。
スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。
院長 上野光信
理事長略歴
1949年 | 東京都北区赤羽生まれ |
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1969年 | 東京歯科大学歯学部入学 |
1975年 | 東京歯科大学歯学部卒業 |
上野歯科医院にて歯科医業に従事 |
院長略歴
1978年 | 東京都北区赤羽生まれ |
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1997年 | 東京医科歯科大学歯学部入学 |
2003年 | 東京医科歯科大学歯学部卒業 |
同年より上野歯科医院にて歯科医業に従事 |
院長所属学会・スタディグループ
- 日本歯内療法学会
- AAE (American Association of Endodontics) (アメリカ歯内療法学会)
- PESCJ (Penn Endo Study Club in Japan)
- 日本口腔顔面痛学会
- 公益社団法人日本口腔インプラント学会
- 公益社団法人日本歯科先端技術研究所
- 公益社団法人日本糖尿病協会 登録歯科医
- 日本睡眠歯科学会
- 日本スポーツ歯科医学会